第73回 SEA関西プロセス分科会「モデルベースシステムズエンジニアリングの活用」

講師: 高井 利憲 氏(株式会社チェンジビジョン)

講演1:モデルベースシステムズエンジニアリングにおける形式手法の効果的な活用
 最近のシステム開発では上流工程での検証の必要性が高まっています。
 本講演では、モデルに基づくシステムズエンジニアリングアプローチと形式手法を組み合わせて活用する方法について、自動車分野のシステム開発を例に、ツールによる支援可能性を中心に議論します。

講演2:モデルベースシステムズエンジニアリングにおけるシナリオ生成手法の効果的な活用
 最近のシステム開発においては、シナリオベースの検証や妥当性確認を求められることが多くなってきています。
 本講演では、自動運転車の安全規格の一つであるISO21448(SOTIF)や同じく自動車分野のセキュリティ規格であるISO21434(車両サイバーセキュリティ)を例に、システムズエンジニアリングにおける効果的な実施方法を紹介します。
 講演1と同じ例題モデルを用いることにより、モデルの再利用可能性についても議論します。

本講演1及び2は名古屋大学倉地亮先生とdSpace藤倉俊幸様との共同研究の結果に基づいています。

主催:
 ソフトウェア技術者協会(SEA)関西支部 
 (https://kansai.sea.jp/)

開催日時:
 2020年12月12日(土)16:00~18:00

開催形式:
 オンライン(ZOOM)

プログラム:
 15:30 アクセス受付開始
 16:00 講演1「モデルベースシステムズエンジニアリングにおける形式手法の効果的な活用」
 16:30 質疑応答
 16:45 講演2「モデルベースシステムズエンジニアリングにおけるシナリオ生成手法の効果的な活用」
 17:15 質疑応答・フリーディスカッション
 18:00 閉会

  閉会後、オンラインでの懇親会を持ちたいと思います。
 お時間の許す方は、お好きな飲み物をご用意の上、お気軽にご参加ください。

講師略歴:
 1996年 九州工業大学情報工学部知能情報工学科卒。
 2001年 奈良先端科学技術大学院大学博士後期課程単位取得認定退学(博士(工学))。
 ISO/IEC JTC1/SC7/WG7 国内委員。
 奈良先端大学にて「システム要求工学」「システムアシュアランス」等の講義や演習を担当。

定員:
 100名
お申し込み順です.定員になり次第受け付けを締め切ります.

参加費:
 SEA正会員 : 500 円
 SEA賛助会員: 500 円
 非会員   : 1,000 円
 学生    : 500 円

お申し込みと参加費のお支払い:
 次のPeatixサイトの「チケットを申し込む」からお申し込み,お支払いください.
   https://peatix.com/event/1699221/view
 お申し込み,お支払いいただいた方は,
 開催の直前(15:30以降)にPeatixチケットの「イベント視聴ページへ移動」ボタンのクリックにより、参加いただけます。
 (ZOOMミーティングのページに移動します。)

その他:
 お問い合わせ,および,開催時間中のご連絡は、イベントページの「主催者へ連絡」からお願いいたします。